白熊日記

7歳と5歳を育てる母親が、日々考えたことを書いています。

オーディブル始めました

連休が明けてからというもの、やる気がまったく出ない。まるで五月病だ。

 

4月に上の子が小学校に入って以降、ガラリと変わった毎日のスケジュールに適応したり、連休に予定していた家族旅行の準備をしたり、隙間時間で本を読んだりエルサスピークで遊んだりなどバタバタしていたら、3月から出ていた蕁麻疹が悪化。慢性蕁麻疹との診断を受ける。続けて親知らずのあたりがハチャメチャに腫れ、口が開かなくなった。

 

という経緯で飲み始めた蕁麻疹の薬や抗生物質や鎮静剤の影響もあり、連休が明けて暇になったらずーんと気分が落ち込むようになってしまった。

 

時間はあるのに何もしない毎日。

何もしない、と言っても子どもの世話や家事はやっているので、本当に何もしていない時間は実質2時間/日くらいなんだけど、明るいうちから2時間もぼーっとしていると、自由な時が一切なかった数年前の自分が怒り出すのかなんだかわからないけどとにかく心がものすごく苦しくなってしまう。私はこのまま、やりたいことも何もない人生をあと何十年も生きるのか?みたいな気分になってしまうのだ。

 

たった1週間やる気が出ないぐらいでずいぶん大げさである。

贅沢な悩みだなほんとに。

 

とまあそんなこんなで暇を持て余し、このたび遅ればせながらオーディブルを始めました。本を朗読(音声)で聴けるというこのサービス、前々から試してみようとは思っていましたが、実際にやってみるとやはり、小さな子どもの世話係にはぴったりの画期的な代物である。子どもとの暮らしに無限に存在する「ただ待つだけの時間」がささやかに彩られるのだ。

 

ご飯ができたと呼んでからテーブルにつくまでの時間、ご飯を食べ終わるまでの時間、お風呂に入ろうと声をかけてから実際に入るまでの時間、うんこが出るのを待つ時間、服を着るのを待つ時間、靴を履くのを待つ時間、布団に入ってから眠るまでを待つ時間・・・

 

全部足したら何時間になんの?!?!

と発狂しそうになったことも一度や二度ではないが、あれやこれやの待ち時間がすべて、オーディブルさえあれば、好きな本を読んでもらえる時間だと思えば、我慢できるではないか。

 

まさに革命である。Amazon様。

 

これからは、ぼーっとしている時間にもオーディブル様に本を読んでもらって、自分のダメ人間感をごまかしていこうと思っている。