2022-01-01から1年間の記事一覧
パーティーのスキルが皆無だ。 クリスマスを盛り上げられたためしがない。 数年前まではそれでもよかった。 クリスマスにおしゃれをして出かける相手もいなかったし、 クリスマスにおしゃれをして出かけるタイプではない人と結婚したし、何も問題なかった。 …
理由もないのに涙が出る。つまりセロトニンが不足している。 大学時代の後半くらいから、特に冬になると気分が落ち込むようになった。 1回目は就職活動の冬。全然内定がもらえなくて摂食障害になった。 2回目は社会人3年目の冬。激務すぎて休職し、心療内科…
相変わらずやる気がない。 やる気がなくても食うに困らないなんて幸せ者だよ、贅沢だな、というツッコミが脳から絶えず入るので、誰にも相談できない。 産後、小説が読めなくなった。たまにハマって一気に読み通すこともあるが、そういう小説にはめったに出…
連休が明けてからというもの、やる気がまったく出ない。まるで五月病だ。 4月に上の子が小学校に入って以降、ガラリと変わった毎日のスケジュールに適応したり、連休に予定していた家族旅行の準備をしたり、隙間時間で本を読んだりエルサスピークで遊んだり…
何年も前からずっと読みたいと思っていた。でも、育児の合間の時間をつなげて読む私のスタイルでは何年かかっても読み終えられない気がして買えなかった。そうこうしているうちに、この増補新版が出た。とりあえず買うだけ買っておこう、積読万歳!と文字通…
最初に読んだのは、小説そのものではなく受賞のことばだった。 「ほんとうは、作家になりたかった」から始まるその文章は、とてもシンプルだ。かつ、筆者と同じように数年前まで小説を書こうとしていた私には、自分の気持ちを言い当てられたような内容で、ず…
子どもが小学生と幼稚園児になり、自由に使えるまとまった時間を6年ぶりに手に入れた。 それなのに、やりたいことが何にも思い浮かばない。 何ということでしょう。 お金や時間に関しては、なかった時期もそれなりに長かったので、なければないなりに生きて…
ずっと観たかったこの映画、気がついたらAmazonプライムで配信されていたので昨夜ありがたく鑑賞した。 原作は、文藝賞に続いて芥川賞も受賞した同名の小説だ。親の決めた相手との結婚から逃げるように故郷を出て上京した桃子さんの、夫に先立たれ、子供と疎…
坂口恭平さんのことを知ったのは、たぶんもう10年くらい前だ。 職場の先輩が熊本移住前の坂口さんと知り合いで、面白い人がいるという話を聞いたのが最初だったような気がする。でも、もしかしたらそんな記憶は私の捏造で、『独立国家のつくりかた』を読んだ…